持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)として知られる期限を定めた測定可能な17の目標は、「2030アジェンダ」の中核をなします。人間と地球の「やるべきことのリスト」であり、持続可能な未来のための青写真である。開発目標は、持続可能な開発の社会、経済、環境の側面を統合したもので、互いに独立したものではなく、統合された方法で実施されなければなりません。
当社として、持続可能な開発目標を達成するために、企業活動としての活動に目標達成のベクトルを持たせ、企業資源を投入し努力することを宣言いたします。
- 貧困をなくそう
- 日本では、7人に1人の子どもが「相対的貧困」の状況に置かれています。当社では、フードバンクを通して食品の提供を行い、子供の貧困をなくすと共に、フードロスの削減も含めた活動を行っております。
- 飢餓をゼロに
- 当社の活動は、農業・稲作にかかわる仕事です。種や作物、家畜の多様性や環境、資源を守る持続可能な農業を進めていく為には、安心安全の生産地のサポートが欠かせません。所得向上や生産性向上のサポートが必要となります。持続可能な農業生産には消費者の理解も必要になります。消費者とのつながりと活かし、環境・文化の維持発展そして豊かな農業をサポートします。
- すべての人に
健康と福祉を
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すべての人が健康で、安心して満足に暮らすためには、食はもっとも大切な要素です。
お米の安心安全を追求し、食生活の健康を守ると同時に、お米で出来たパンや麺を開発することでトレサビリティのしっかりした原料を使用した安心安全の食品を提供することを企業の目標にしております。
- 質の高い教育を
みんなに
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高齢化社会の日本における全世代の幸福のために、経験豊かな熟年層が健康で活力ある働き場所を提供し、若年層への技術や知識や考え方を継承し、常に勉強し職業訓練の受けれる環境作りに努めております。
- ジェンダー平等を
実現しよう
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すべての人が性を理由に差別されず、すべての女性や女の子に対する性的な人身取引を含むあらゆる種類の差別や暴力、搾取を、世界のすべての場所でなくすことを目指します。
また、一方、性の役割や身体的特性も考慮しつつ、職場における役割分担も平等に反しないとして考えております。
- 安全な水と
トイレを
世界中に
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当社の位置する山梨県は、全国のミネラルウォーター需要の70%の生産をしております。きれいな水を生産できる環境を維持することは大切です。製造現場で水の排出を限りなく少なくするため、弊社工場では他社にない革新的方法や機械装置開発に取り組むことにより、生態系への負荷を限りなく軽減する努力を行っております。
- エネルギーを
みんなに
そしてクリーンに
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工場敷地内に再生可能エネルギーとしての太陽光発電を設置して約11%の電力を賄っております。また、エネルギー効率を上げるため、生産ラインの自動化を行い電力消費の波を平準化しエネルギー効率の倍増を目指します。
- 働きがいも
経済成長も
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企業として、すべての社員が働きがいのある人間らしい仕事ができ、自然資源である環境を守りながら、持続可能な経済成長を進めることを目指します。現在の低成長の日本経済を脱するため、今一度日本の歴史を鑑みて日本人としてのプライドと夢と希望を持ち、経済成長の実現を目指します。
- 産業と技術革新
の基盤をつくろう
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当社は、特に環境に配慮した技術や製造の工程などを取り入れることを目指し、新たなイノベーションに取組みます。
- 人や国の不平等
をなくそう
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当社は、人種的偏見や国による偏見を持たず、多様な人材とともに発展することを目指し、国際的な企業を目指します。
- 住み続けられる
まちづくりを
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当社が経済的成功を収めることにより、地域社会の基盤となり、その地域を愛する人々と住み続けられる社会基盤となることを目指します。
- つくる責任
つかう責任
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製造業として商品に対する責任のみならず、環境への責任や3R(ゴミを減らし、再利用し、資源化すること)にも努め、持続可能な社会システムの構築に責任を負います。
- 気候変動に
具体的な対策を
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当社は、気候変動による影響を受けやすい農業生産の生産物を取り扱っております。近年、お米の品質に影響が発生しており、気候変動の農作物の影響を感じております。
気候変動の原因となる温室効果ガス排出の減少にため、再生可能エネルギーの導入を増やすと共に、
気候変動がもたらす危険や自然災害に対する備えを強化し、災害に強く、災害から回復する力を高めることを目指します。
- 海の豊かさ
を守ろう
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海の汚染の主な原因である陸上の人間の活動を改善し、海洋汚染を防ぎ、海の生態系に悪影響を与えないよう、
健全で生産的で持続可能な海洋、および生態系の保護と回復を目指すため、企業として排出する水の管理や、ごみの分別等の徹底により海の環境に悪影響を与えないよう努めます。
- 陸の豊かさ
も守ろう
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水田環境を守ることにより、陸の生態系を守り、持続可能な方法で利用することや、土地の劣化を防ぎ、再生させることを目指します。
特に、また生物多様性が失われることを防ぐため、絶滅危惧種を一刻も早く保護し、生態系の保護と地域の人々の持続可能な生計が両立するようサポートします。
- 平和と公正を
すべての人に
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平和な社会づくりのため、政府や国の制度を公正が保たれるよう、選挙に参加することによりその意思を示し、すべての人が平等に司法を利用できるよう国、地方自治体に発言することに努めます。
- パートナーシップ
で目標を達成しよう
-
SDGsの17番目の目標は、これまでの16の目標を達成するために、「具体的な実施手段を強化し、持続可能な開発に向けて世界の国々が協力すること」に関連するとても重要な目標です。
さまざまなステークホルダー(関係者)が連携することや、目標達成に向けてどのくらい進捗しているかを確認するため、互いに連携し目標を達成できるよう努めます。